モバゲ○で浮気してみた１

モバゲ○って知ってるだろうか
名目上はゲームをする会員制サイトらしいんだが

友人の轟(本人の名誉のため仮名)いわく7割がた出会い系化してるらしい


「俺の周りみんなやってるよ。本命はないけど浮気なら」

一日だけ遊ぶ

それが目的だと彼は語った

彼女にはモバゲ○をしているがゲームをしているのだと信じ混ませた
彼女がまったく興味を示さないのを轟はわかっていた


さて彼はどうやって浮気したのか

モバゲ○には「サークル」なるものがあるらしい

彼はサークルを作った
大学にもあるだろう


「旅行サークル」


ちなみに大学にある旅行サークルには轟のような動機で作られたものはないので
彼氏が入ると言っても許してあげてほしい


そして轟はそのサークルに男の友人3人を招き入れ
女のプロフィールを巡り、何人かをサークルに勧誘することに成功したのだ

彼等は計画を練り、とある温泉地に行くことを決めた


男達は轟を神として崇めたに違いない

そして旅行が終わったら祝杯をあげ、次なる計画を練る予定だっただろう


いっぽうそのころ

轟の彼女であるユリア(本人の名誉のため仮名)は


モバゲ○の旅行サークルに入っていた


轟のケータイから、轟のモバゲ○でのニックネームを見た

そしてユリアは自分のアドレスでモバゲ○に登録した

偽のプロフィールを作り、轟の近くに住んでいることをほのめかす文書を載せた

そして偶然見つけたように声をかけた


「旅行サークルなんて面白そうですねーo(^-^)o私も入ってもいいですか？」

即答だった
轟に断る理由はなかった



ユリアは旅行サークルのことを詳しく聞き、まだ出来立てのサークルで旅行は次が初めてだと知った


浮気は未遂に納まったようだ


そしてユリアはデートの日
轟に訪ねた

「最近何か私に隠してることない？」


なんという恐ろしい言葉

轟は答えた

「は？なんもないけど」


ユリアは叫んだ
叩いた
泣いた



もちろん旅行サークルも轟のモバゲ○での名前も消去され
念のためアドレスを変更させられ

アドレス帳の女の名前も全て消去され、メールも全てチェックされ、履歴からアドレスを調べられないようにメールと電話の履歴を全部消された





さて彼はいまmixiをやっている

彼女には内緒だ



「次は彼女の前ではmixiしない！」



そうまでしてなぜ浮気をするのか
聞いたがだいぶ長くなってきたのでまた今度