夜中の油山

夜中に山に行ってきた

夕方８時ごろカンから電話がかかってきた

「山行こうぜ」


「はぁ？････行こうか」

車を持ってないのでバスで近くまで行き、あとは歩く。

カンは朝９時から美容室で働いている

「朝８時までに帰れればいいよ」





とりあえず懐中電灯を探し、遭難した時用の食糧２日分と

タオル、寒くならないように上着を一枚カバンに入れて出発


カンはカメラのみ

普段はデジカメだが景色は一眼レフと決めているらしい。




とにかく真っ暗だが、車道には車がけっこうある


車内の電気は消えていて、エンジンだけはかかっている

こんなとこをこんな時間に歩いているオレ達の影を見つけると

きまってライトをつけて姿を確認しては消す




山ってのはある意味ラブホテルだな(笑)



とにかく暗い道だがガードレールは見えるので

なるべく懐中電灯をつけずに歩く


これも遭難した時用(笑)



門がしまっていたが忍び込む

「なんか少年に戻ったみたいじゃね？(笑)」


電気のついてないトイレもなかなかオツ(笑)


警備員とかいたらまずいので

携帯もあまり扱わないように････

ライトもなるべく足元だけ



展望台につくと、カンはなぜか

綾香とコブクロのWinding Roadを歌いだす

「まーが～りくねった～

･･････

普通にカラオケのがいいな」




夜景を撮る



オレは写メ(笑)



まず一枚





昼はべつにキレイな景色ではないと思う

夜は本当は入れないのに夜のほうがきれいってのは･･･

ま、どうでもいい。



夜景を撮る時

いや、そんなとき滅多にないけど


性能の悪いカメラでこそできることがある


オレはこっちのほうが好きだなぁ































全部同じ景色。


最後のぶん

右側と左側で揺れ方が違うのが気に入った



帰りは遭難せずに帰れました